自ら楽しんで働く姿を見せるのも店長の仕事。
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デリカ店長候補 お仕事相談会

自ら楽しんで働く姿を見せるのも店長の仕事。 主婦・未経験から挑戦した現役店長の本音クロストーク

「子育てをしながらキャリアアップできる」「未経験でも店長職としてマネジメントに携われる」。そんな、「とんかつ新宿さぼてん」デリカ(デリカッセン)店長候補の仕事をご紹介します。
今回は、実際に店長として活躍している3人にこの仕事をはじめたきっかけや、教育制度、働くやりがいや大変なところまで、年代も前職も違う店長による本音クロストークをぜひご覧ください。

Iさん・40代

2014年5月アルバイト入社、2020年4月正社員・店長候補へ。
2020年8月店長昇進。山形でアルバイトをスタートし、移住先の神奈川で店長に。

Nさん・40代

2015年4月、正社員・店長候補として入社。 2015年12月店長昇格。
前職でフードサービス業経験あり(10年程)

Kさん・30代

2020年7月、正社員・店長候補として入社。2021年3月店長昇格。
前職は、飲食業・病院受付。

経験がなくても頑張れば、正社員へ。3者3様の入社のきっかけ

まずは皆さんの入社のきっかけを教えてください

Iさん:
私は飲料の宅配営業販売をやっていたのですが、その時のお客様にこの仕事があるよと誘われたのがきっかけです。子どもが幼稚園に入ったタイミングだったので、社員ではなくアルバイトのかけもちから始めました。
Nさん:
私は飲食のチェーン店で10年間パートをしていました。ふと求人を見ると「40代でも正社員として入れるところがある」という情報に目が止まり、さぼてんデリカの店長候補として応募したのがきっかけです。
Kさん:
以前は全然別の業種で正社員として働いており、結婚を機に退職。ずっと家にいるより、たまには外に出たいなと思いパートをしていたのですが、仕事をするなら責任のある場所で働きたい気持ちもあって。そんなやりがいのある仕事を探していたら、さぼてんデリカの店長候補として求人があったので応募しました。

入社前に「さぼてん」やデリカに対する印象はなにかありましたか?

Nさん:
さぼてんの店舗は生活圏にあったので、子どもの受験などゲン担ぎで「とんかつ」を食べていました。
Iさん:
私も学生のときに、レストランでよく食べていました。まさかとんかつ屋で働くとは、当時は思ってもいませんでしたね。
Kさん:
思ったより店舗数が多いことにビックリしました。私の生活圏にはなかったので驚きでしたね。また、N店長と同じですが、この歳で経験がなくても頑張れば正社員になれるということが嬉しかったのと、私自身は接客や販売をずっとやってきたので、店舗で働くことに不安はなかったですね。

みなさんの普段の店長の仕事を、店舗の特徴と合わせて教えてください。

Kさん:
私が働いている店舗は売り場とキッチンが離れているため、キッチンにこもっていたら売り場の様子がわからないんです。なので、1時間に1回は売り場に行ってフロントスタッフに声をかけたり、お客様の導線を実際に歩いてみて体制を整えたりしてますね。
Nさん:
私が店長を勤める店舗は商店街の中にあるのですが、主に休日は模擬店やイベントをやったりと通常営業以外のこともあるので対応力は大事ですね。また、スタッフの揚げ物のスキルを上げることにも注力しています。全体の司令塔みたいな感じです。
Iさん:
私が店長を勤める店舗は時間帯によって客層が違います。昼間は病院帰りのおじいちゃんおばあちゃんが来て、夜は仕事帰りの方が買いに来る傾向がありますね。私の店だからではないですが、とんかつを売っているので、見た目も美味しそうに揚げるのをとても意識しています。美味しそうだからこそ買っていただけるので、スタッフ個人のスキルに合わせたコミュニケーションを取っています。

与えられた仕事ではなく、
自ら作り出すのが店長の仕事

入社後にギャップを感じたところはありましたか?

Iさん:
お店ごとに目標があってびっくりしました。私はアルバイトから入ったので、店長とはどんな仕事をするのかを間近で見ていたこともあり、なる覚悟はできていました。あと安心したギャップといえば、キャベツが手切りでなくてよかった!ですね(笑)。
Nさん:
店長に就任後は右も左もわからない状態でお店を切り盛りする期間が2〜3年は続いたので、自分の時間を取るのが難しいと感じました。とはいえ、仕事なので責任を持って働きたい。そのためには、家族にどれだけ理解してもらえるかが重要だと思っています。次第に、与えられた仕事をやるのではなく、自分が決めてやる。そんな考え方にスイッチできたのが良かったですね。
Kさん:
私は店長2年目なのですが、まさに自分の時間を取るのが難しいことを痛感しています。今が踏ん張り時ですね。もともと、入社以前からこの環境に抱いていた印象はなかったので「こんなはずじゃなかった!」というのも無いですね。店長職は初めての体験ですが、これまで働いてきた場所で店長はどんな動きなのか見ていたので「こうだろうな」「こうやったらもっとよくなるな」と想定していた通りです。
また、私のように経験が無くスタートしても、一歩づつキャリアアップできる体制になっているので、上司のサポートや教育体制も含めて魅力的だと思います。

上司からのサポートの話が出ましたが、 具体的にどんなことが助かっていますか?

Kさん:
エリアマネージャーに精神的に助けられていて、そこがすごくありがたいです。 上から指示するのではなく、私の気持ちを察して同じ目線まで降りてきていただけるので、本気で言い合えるというか話を聞いてくれる存在です。
Nさん:
店長になってからも研修があり、サポートが続きます。スタッフに気持ちよく働いてもらうにはどうすれば良いかなど、経験を積むことでマネジメントにも慣れていく流れになっています。店長としての成長段階に合わせて、課題が出てくるシステムになっているのは、本当にありがたいですね。
Iさん:
私が勤めているお店は3店舗目なんですが(山形2店舗、神奈川1店舗)、人の良さに助けられることが多く、すごくありがたさを感じています。私が疲れている時や大変そうにしている時に気にかけてくれるんですよね。とにかく人に恵まれていると実感しています。

店長同士の交流などはありますか?

Kさん:
普段はエリアマネージャーと連絡を取ることが多いですね。店長同士は、材料の貸し借りの時であったり、ちょっと困った時に相談にのってもらったり、遠からず近すぎず、といった良い関係かなと思います。売上が高いお店は目標として目指していますが、ライバルと思うことはないですね。勝手に目標にさせてもらう感じです。(そうそう、とお二方も共感) また、毎月1回、エリアごとに店長が集まる店長会があります。他の店長の話からヒントをもらったり、情報交換をしたりとても貴重な時間です。店長になるまでの期間は、研修などで同期との交流があり、学びの中で繋がりを作ることができました。

未経験者にとって研修や教育に魅力を感じると思いますが、 どんなことを学べますか?

Nさん:
店長候補として入社した際、数ヶ月〜1年の研修期間がありました(さぼてんアカデミー)。 会社について、創業者の想い、ビジネスマナーや、調理の実技、お店の経営などかなり充実した学びの場を用意してくれています。“アカデミー”という名がついているので、当然テストもあり大変ですが、女性が30代、40代から正社員の管理職を目指せる教育体制を整備しているのはありがたいことです。 実際は、店長になってからの方が本当に大変なんですけどね(一同笑
Kさん:
私は入社がコロナ禍の真っ只中だったので、アカデミー研修は基本リモートで実施し、パン粉付けなどの実地研修はお店で行うという流れでした。研修をリモートにて対応していただけたのはとても助かりました。 また、2年未満の店長限定のアフターフォロー研修も用意されていて、前述した余裕が無い2〜3年の時期にフォローアップがあるのはとてもありがたい制度だと感じます。

責任があるポジションだからこそ、覚悟も必要。
自分次第で仕事は面白くなる

御社の社是として「人に喜ばれてこそ会社は発展する」とありますが、それを踏まえてご自身で意識していることがありましたら、教えてください。

Kさん:
言葉というか意識ですけれど、まずは自分自身が楽しむようにしてますね。お客様にもスタッフにも、自分がどのように働いているかは伝わるので。前職で勤めていたホテルでも言われたことなんですが、お店に立ったら女優になる。演じる。良い意味で“作る”ことを心がけています。
Nさん:
プライベート含めて1個でも良いので、ハッピーなこと、良かったことを月1回の店舗ミーティングで共有しています。ほかの人の良かったことも共有して、受け入れてみることで少しでも楽しくできたらいいですね。
Kさん:
すごい面白いんですよ!N店長のミーティング。私はNさんのもとで研修してたので、とてもハッピーな気分になれました。
Iさん:
私は、勤怠を「やる気スイッチ」として、オンオフを切り替えています。社是が素晴らしいので私も少しでも近づけるようにと努力している最中で、お客様だけではなく、働いているスタッフにも気を配ることも忘れないように心がけています。

「店長としてここは大変だよ!」ってところはありますか?

Iさん:
覚悟することはたくさんありますね(笑)。まずは「自分の時間が思い通りにいかない」という意識を持つことが必要です。私には家族がいますし、スタッフにも家族がいます。でも、店舗をまとめるのは自分。そのため、緊急対応は原則私がすることになるので、旦那さん、家族の協力があってこその仕事だと感じています。 もちろんスタッフも協力してくれるので、たまにはまとまった休みをとって旅行に行くこともできます。周りの人たちへの感謝が深まるポジションだと感じています。
Kさん:
私の店舗は自由にやらせていただいているのでありがたいのですが、勤務時間は、お店の開店準備のために朝から勤務することもあれば、営業終了後の片付けのために夜間の勤務になることもあります。そのため、小さいお子さんがいらっしゃると、大変なことも多いかもしれません。会社が女性の生き方や立場にとても理解があるので、仕事のしやすさはあります。
Iさん:
一時期、仕事に疲れていた時があって「ママ、仕事やめて専業主婦やろうかな?」と娘に話したら、子どもに「やだ!来年から中学生だから部活もあるしママの相手はできないよ!辞めちゃだめだよ」と断られました(一同笑)
Nさん:
私たちも店長として成長してますが、その間に子どもたちも成長しているんだなぁ、と実感しました。飲食業は大変だと思われがちですが、研修やスタッフへの理解も含めて、当社は働きやすい職場だなと感じます。

最後に、みなさんの今後のキャリアの展望などありましたら教えてください。

Iさん:
今と変わらずに仕事ができればと思います。今のスタッフと自分達のお店をよくしていくことが私にとってのやりがいだからです。コロナ禍で山形から神奈川へ引っ越してきたので地元のママ友も居ないし、話す人といえばお店のスタッフが中心で家族みたいな存在です。これからも、ともに働くスタッフとお店を大事にして、関係性を繋いでいきたいですね。
Nさん:
スタッフと話すのは楽しいですよね。デリバリーを始めた時にスタッフが「新しいことをやるのは楽しいね!」と言ってくれたんです。日々、新しいことをしたり、挑戦するのは楽しいので、私も今まで以上に楽しく続けていきたいですね。
Kさん:
(まだ2年目なので)早く店長っぽくなりたいですね。余裕がまだまだないので、経験を積むことで視野が広がり、プラスのことが見えてくると思います。例えば、今店舗が入っているのが大型商業施設なので、その日の人の流れや傾向などをスタッフに共有して、どういった戦略を立てるかなどができてくると、もっと良い店になるのかなと思います。まだ勉強不足なことも多いのですが、その分を伸び代だと思って頑張りたいです。

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